小型除雪機ハンディラッセルTHR-450(1/2)
- Next_726
- 2022年1月17日
- 読了時間: 3分

●THR-450 仕様諸元
エンジン型式 :TC-4200
排気量: 39.8ml
(2ストローク)
燃料:25対1混合ガソリン
適用プラグ:BPM6A(NGK)
気化器:ダイヤフラム
プライミングポンプ付き
始動方式:リコイルスターター
デコンプ付き
●除雪機能能力
最大除雪 :10ton/1時間
最大除雪幅 :450mm
最大除雪高さ:300mm
最大投雪距離:8m
最大投雪高さ:4.5m
寸法:910・453・800mm
(全長・巾・高さ)
重量:19.5Kg
●プラグの互換
------------------------------------------------------------
NGKプラグ|チャンピオン|ボッシュ |デンソー
------------------------------------------------------------
BPM6A |CJ8Y |WS7F WS8F |W20MP-U
------------------------------------------------------------
●混合ガソリン
4サイクルエンジンの場合は、自動車用やオートバイ用のエンジンオイルを使用するが、この小型除雪機は、2サイクルエンジンなので専用のオイルを使用します。
最近は、ホームセンターなどには非常に安価な物や、既に混合された専用ガソリンも販売されています。
公道で乗れる2サイクルオートバイの場合は、ガソリンはガソリンタンクに給油し、2サイクルエンジンオイルは、別のタンクが用意されているので、このタンクに補給します。
しかし、この小型除雪機はチェーンソーや草払機等と同様に、事前にオイルとガソリンを混ぜた混合ガソリンを用意する必要があります。
また、エンジンの諸元には「25:1」の表記がありますが、使用目的とオイルのグレードに合わせた混合比率を守る必要があります。グレードが解らない場合は諸元に合わせれば問題はありません。
※最近は小型エンジンでも4サイクルエンジンの場合が有りますので、必ず使用前に取り扱い説明書を読んで、原理原則を理解しましょう。

一般的にコストパフォーマンスに優れて信頼性の良いのはYAMAHAのこのタイプ。
ただ、容量が1リットルもあるので除雪機だけで使い切るには、一般家庭では年単位の時間を要し、保管にも気を使います。

チョット贅沢ですが、カストロールのレース用のオイル。
0.5リットルなので、容量的には一般家庭ではお手頃だと思います。また、自己責任の部分もありますがオイルグレードも高いので50:1で使用しても問題無いようです。(高負荷の場合=25:1)
希釈幅が広いと、混合ガソリンを作る時に神経質にならなくても良いです。さらに、50:1だと白煙も少なくマフラーからの黒いオイル(燃え残り)の飛び散りも少ないので、汚れ方が激減します。

続いて、HONDAのオイル。これも、コストパフォーマンスに優れているので激安オイルと値段があまり変わらないのであれば、これがお勧めです。ただし容量は1リットルです。
Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ 2 SUPER FC 2サイクル 分離・混合用 1L
https://amzn.to/3FA4ipq
昔の個人的なイメージだと、エンジン特性に合わせた混合比率で使えば、良いオイルなんですが市販車は分離給油だし、レースの場合はコースコンデションや気温のレンジが広いので、オイルポンプやキャブレターのセッテイングが大変だったイメージがあります。
昔のバイク乗りで2スト車を乗っていた方は、2ストオイルに良い印象は無いと思いますが最近のオイルは、本当に白煙が少なく匂いもマイルドになってます。
Comments